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高校時代

私の高校時代についてお話します。なぜか今日は仕事中に高校の時の記憶がちらちらと頭の中をよぎって、まあ大変でしたよ。というのも私の高校生活というのはあまり楽しい思い出がないもので、いやむしろ悲くて切なくて哀れな思い出で溢れていて、それでどうでしょう。こんな種類の思い出が仕事中に思い出されたらたまったもんじゃないですよ!涙を流しながら仕事をするわけにもいきますまい。いや!別にひどい虐めを受けていたというわけではないですよ。ただ自分が思い描いていた高校生活と実際のそれがあまりにもかけ離れていたのでそれにショックを受けただけです。月日が経ち、そして今となってそのショックが悲しみや後悔、嫉妬など様々な感情に分かれたのです。チッ!前置きはもういい!それでは今から順を追って書いていきます。


入学式、それはもう不安で不安で前日は一睡もできなかったほどです。中学のときよりも不安は大きかったです。なぜなら生徒ががらりと変わりますから。中学のころはせいぜい3つの小学校から生徒が集まっていましたが、やはり入試があるのでその分多くの学校から生徒が来て、ということは自分と同じ出身中学の人が少ないということですから、まあつまり今までの人生で最も環境が大きく変わったのです。環境が大きく変わると体調も大きく変わります。いやあ、こんなに入学する前から苦しんでいた高校生っていたんでしょうか?しかもその苦しみだって誰かに受けたわけじゃなくて、勝手に自分で作り出して勝手に自分で苦しんでるんですから!私が考えていたことは、とにかく仲間を作る、つまり友達を作ることです。これは多くの高校生がそうだと思いますが、私の場合はとくに切羽詰まっていました。しかし私には中学時代に学んだある戦略がありました。それは自分と似た雰囲気の人を探し出し、その人に声をかけるという至って普通の方法です。やはりこの正攻法がベストですよ!ただ自分と近い人間を見抜かなければなりません。これが重要です。これを間違えると歯車が狂いかねません!友達作りにも時期がありますから!そして私は成功しました!初日の昼休み、同じクラスの二人に声をかけました。そりゃあその日の会話はぎこちないものでしたが、徐々に楽しいものに変わっていきましたよ!いやあ、この時の安堵感といったら!皆さん!ここまでは順調でしょう!へへっ!これから先どうなるんだろうなあ!楽しみだ!


部活ですね。高校生活といったら。私は前から興味があったテニス部に入ることに決めていました。そして授業が終わると、テニスコート前に見学に行きました。そこには同じ一年生であろう人たちが5、6人集まっていました。私もさりげなくその集団に近づいて行って、しかし決して話しかけずに、ただ俺は見学に来ているんだよという様子で、ただウロウロしていました。すると一人が私に話しかけてきました。その男の特徴を言うとすると、私の性格的な特徴を全て逆さにしたらその男の完成です。非常に社交的で傍から見ていたらハラハラするぐらい他人に積極的です。しかも最終的にこの男とは仲良くなるんですから。まあその友情も高校時代で終了ですがね。いつだってそうです。私の友情は期限付きなんです!期限を決める権利は向こうが持っています!ただ自分とは正反対な人と仲良くなれるなんて思ってもいなかったので驚きました。だって今までは自分と近い人としか接していなかったわけですから。「なんだ!君は人間関係で重要なことをちゃんと学んでいるじゃないか。」と言われるかもしれませんが、これから先この教訓が生かされることはありません。10年後には自分の殻に閉じこもって意味不明のブログを書いている男になっていますよ。

そして私はテニス部に入りました。この部活は顧問の先生が形式上存在していただけで、練習にはちっとも顔を出さないもんですから、大学のサークルみたいなもんでした。なので部活自体はそんなに苦しい思いはしませんでした。ただ三年目だけは別でした。三年生になったときに顧問の先生が変わり、しかもそれが体育会系なんです。テニスの経験はないのでより面倒です!とにかく精神論をぶつけてくる先生で、これは肉体的疲労に勝る疲労を与えてくれましたよ。あ!テニス部の人間関係について話します。重要ですからね!これに関しても実はうまくいってました。メンバーの個性のバランスが妙にマッチしていたといいますか、なぜか良い雰囲気でしたね。平和的でした!もちろんイケイケ風の男たちもいましたが、私のような地味なタイプにも理解があるような、というよりもそういう下らん境界線を気にするようなタイプではなかったですね(私は気になりますが!下らん男です!)ただ三年目の高体連、これが酷かった。レギュラーにぎりぎり選ばれたんです。それで隣町へ一泊二日で行くことになったのです。レギュラーメンバーは全員イケイケ風です。なのでなんとなく空気のようでした。いやもちろん先ほど言った通り向こうも常識のある連中ですから、俺をバカにしたり無視したりなんかしませんが、それでもなにか距離があって、普段あまり話すメンバーでもなかったですし(普段は自分と近い人たち、反イケイケ風のメンバーと話すことが多かった)それで移動中のバスでもほとんど話せませんでした。そしていよいよ会場に。ここからが地獄です。周りはテニスのうまい連中ばかりです。昔からテニスをしていた連中ばかりです。なので他校にも知り合いがたくさんいるんです。それに加え社交的ですから、つまり部活のメンバーで固まっていることはなく、それぞれ自分の知り合いのところへ行ってしまったのです。私はひとり置いてけぼりです。会場はテニスコートが10面ほど、体育館のような施設や受付会場もあるような、かなり広い運動公園のような場所です。そこに一日一人で過ごすというのは、辛いものがありますよ。しかも私は補欠ですから試合には出ません。ただブラブラ歩いているだけです。もうとにかく歩き続けるしかないと思って、会場の周りをひたすら日が暮れるまで8時間も9時間も歩き続けましたよ!汗がダラダラです!(団体戦は早々に負けましたから、あと個人戦です。私は個人戦は予選負けなのでなし。ひたすら自由時間!)途中で自分はなにをしているのか、そもそもこれは何の時間なのかわからなくなりましたよ!こんな妙な高校生活ってあるんでしょうか?汗の中に涙が混じっていたとしてもおかしくありません!

学校生活のほうに戻りましょうか。こっちのほうは全体的に酷かったですね。とくに二年、三年、ここが苦しい期間でした。一年目は先ほど言った通り友達が二人いましたから、楽しく過ごせましたが、皆さん、そうです、クラス替えですよ!いやその前に一年目の思い出からいこうか。しかし一つずつエピソードをあげていったらキリがないし、いやそれこそ一冊の本になってしまうので一番記憶に残っているものを話しましょう。体育祭です。私は運動音痴ですので、ことごとく失敗するわけですが、いやそれなら他にもそういう人はたくさんいるだろう?そうです。ただ問題なのは私のメンタルの弱さと運の悪さ、この二つです。なので大事な場面で凡ミス、勝敗を決める大事な場面で私がサーブを打つ番になるのです。そしてクラスのメンバーからの冷ややかな視線。しらけた空気。これが一番頭にこびり付いている思い出です。取りたくても取れません。そしてクラス替え。二年になるとクラスのメンバーががらりと変わります。もちろん仲良くしていた二人もいないし、テニス部で仲良くしていたメンバーもいない。そして周りはというと、俺意外はみんな家族であるかのような仲の良さで頭が吹っ飛ぶほど驚きました。しかもクラス替え当日はまるで十年ぶりの再会とでもいうような感じで完全に取り残されてました。どうやら俺意外はみんさ知り合いらしいな。まさか!そんなことってあるか!これほどまでに私と彼らの間にはコミュニケーション力に差があったんですね。みんな一年の間に知り合いがたくさんできたんです。私はひとりの男と仲良くなりますが、仲良くなったというよりはその男は俺を終始バカにしているような感じで、とにかく言いなりにできそうなやつを選んで、そいつといることで自分を独りぼっちに見えないようにしよう、こんな考えが見え透いていました。実際、昼休みにその男と二人で昼食を食べるのですが、チャンスがあれば弁当を机に置いたまま他の人たちのところへ話に行ってしまうのです。すると私はみんながワイワイ楽しく喋っている賑やかな教室の中で一人で食事をしている、こういう状態ができてしまうのです。私はそんなことを少しも気にしてないよという風に視線を弁当から離さず無表情で食べ続けますが、内心は泣いています。二年生のときは終始こんな感じでした。ただ時間が過ぎるのを待つばかり、そんな一年間でした。


三年生になってある変化が起きます。だんだんと周りの人たちと話すようになってきたのです。そしてある4人組のメンバーと仲良くなっていきました。ああ、孤独な一年を乗り越えて俺はやっと報われたぞ!神様!心の中はまさにこうでした。そしてその頃はとても重要な時期でした。修学旅行です。そしてその内容の中にグループ行動があって、グループを作らなければならなかったのです。神様はこれを心配して俺にあの4人組を近づけてくれたんだ!心の中はお祭りです。神様への感謝の気持ちであふれかえっていました。だってこれ以上ないくらいのタイミングなんですもの!そしてグループはその4人と私の計5人になりました。そして私の気持ちは修学旅行の期待へと変わっていきました。幸せな時間でした。

高校生にもなるとある程度マナーや常識を覚えてきて、ときには社交辞令なんかも言うし、気を遣って自分の本心を隠し相手を傷つけないような言動をするようになるもんです。しかし、ふとしたときに本心が見え、現実を突きつけられることもあります。それは修学旅行の二日目でした。グループ行動で観光地を歩いていて、ある建物に入るとエレベーターがあって、どうやらそれはちょっとしたアトラクションになっていて、上に昇って1分ほどしてまた降りてくる、その間にいろんな景色が見れるといったようなものだった気がします。しかしそれは4人用でした。そして数秒後には俺はエレベーターの入り口の前で一人ぽつんと立っていました。なんの話し合いもなく、まるで前から答えは決まっていましたと言わんばかりで、頭が悲しみについていけませんでした。唖然としていました。そして4人が降りてくると、次は俺の番、なんと一人でエレベーターに乗りなと言うのです!言われるがままに乗りましたよ!一人で!どんな心境だったか想像つきますか!もうありとあらゆる悲しみがごちゃ混ぜになって頭の中をぐるぐる回って吐きそうになりましたよ!その日は寝れませんでした。言うまでもありませんね。

長くなってしまったのでこの辺で切り上げます。まったく!次から次へとエピソードが出てくる!俺の人生、かえって記憶喪失になったほうが幸せかもしれん。
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