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夏休み

夏休みがほしい。学生時代の夏休みは無駄に過ごしてしまった。今ならもっと有意義にすごせるだろう。俺だってあの時よりは少しばかり知恵がついたからな!しかし同時にこんな気もする。まったく同じことを繰り返すだろうと。今の記憶のまま、今の意識のまま、小学校時代に戻れたとしても、やはりあの当時と同じく無駄にすごしてしまうだろうと。ふん、生まれ変わるしかないってか!この人格では有意義な夏休みは過ごせないって誰かが耳でささやいてるな。神のお告げかしら。最近、寝る前に枕横に置いてある聖書を読むのが習慣だからな。枕元に置く理由は、そうすれば夢に神様が登場しそうな気がしてね。聖書いいですよ。面白い。旅行のときにも持っていこう。ホテルの枕元にも置くんだ!

さて夏休みの話に戻そう。そうだ、小学校時代の夏休みの話でも思い出すか!ふつうは友達と遊んだエピソードが多いけれども、俺はあまり記憶にないな。一番痛烈に覚えているのは、子供会のソフトボールチームでハワイアンズに遊びに行ったことだな。うん、あれは鮮明に頭に焼き付いてるぜ。このソフトボールチームも俺が望んで入ったわけではないが、母親が家にばかりいる俺を気にかけて勧めてくれた。そういうクラブに入れば俺にも友達ができるだろうと望みをかけて!俺は断ることができない子供だったので、そのままチームに入ることになった。俺は完全に浮いていた。下級生からもバカにされていた。なにもしゃべれないからね。そしてハワイアンズに向かう途中のバスではまるで置物のような存在感だったし、着いてからも、みんなの後に金魚の糞みたいについていくことしかできなかった。そして保護者と子供は別行動に。ここから残酷な展開になる。あるリーダー的な子がこう言った。

「俺たちの遊びはアンディ君には危険だからさ、ここからは別々になろう」 

そして俺は一人になり、ハワイアンズで小学6年生が一人でうろうろ歩いたり、ベンチに座ってただ時間が過ぎるのを待っていた。これが一番記憶に残っている夏休みの思い出かな?なかなか面白い夏休みだろう?夏休みの課題の作文はこれを書けばよかったな!ねえ、先生、僕は楽しい夏休みを過ごしていますよ?小学生ながら思いっきり皮肉をきかして哀れな自分を精一杯、現実に限りなく近く表現してやるんだ!先生だって、同情の言葉をひとつぐらいくれただろう。ちなみに先生は成績表で俺の人間性を「非常に消極的」と評価した。まったく!その通りだぜ!先生!
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